オバマ前米大統領、トランプ政権の対イラン新合意に懐疑的な見解 「2015年の核合意を超える改善は困難」と指摘
2026-06-16
バラク・オバマ前米大統領が、トランプ政権が進めている新たな対イラン交渉について、懐疑的な見方を示しました。オバマ氏は、政権が目指す新たな合意が、自身が11年前に締結に導いた「イラン核合意(包括的共同作業計画:JCPOA)」と比較して、「意味のある改善」を実現することは極めて難しいとの認識を明らかにしました。
現地時間14日、ABCニュースの報道番組「ジス・ウィーク(This Week)」に出演したオバマ氏は、トランプ政権による外交政策の動向に言及。新たな交渉の枠組みが、過去の合意が果たした役割を上回る成果を上げられるのかについて、厳しい評価を下しています。
2015年に成立したイラン核合意は、イランの核開発制限と経済制裁の解除を柱とした歴史的な枠組みでしたが、その後の米政権の交代とともに、合意の維持や実効性をめぐって激しい政治的議論が続いてきました。今回のオバマ氏の発言は、現在の対イラン外交が、過去の成果をどの程度引き継ぎ、あるいは超えられるのかという点において、極めて慎重かつ批判的な視点を示したものと言えます。
